夏川真奈です。
現在ハリウッドで最も有名な夫婦のブラッド・ピット氏とアンジェリーナ・ジョリーさんでしたが
離婚の申し立てをしたとのニュースが流れてきました。
今回はそんなアンジェリーナ・ジョリー(以下、アンジー)さんのチャートを。
生時不明なので正午設定でハウスシステムはソーラーサインです。
品位のよい1宮双子座水星と11宮牡羊座の火星のセクスタイルからクールな知性と熱い情熱を兼ね備えた女性であることがわかります。
月火星と真向いの5宮天秤座の冥王星とのオポジションからは何事にも徹底的に取り組む内面の激しさもうかがえます。
11宮牡羊座には火星のそばに月と木星があり、それらと7宮射手座の海王星のトラインから理想の実現に燃え、人道的慈善活動に熱心であることや信念を貫くための強さ行動力も感じられます。
また、将来的な乳がんの発症の可能性を未然に取り除くため、切除手術に踏み切ったのは牡羊座の天体と2宮蟹座にある土星のスクエアから読めそうです。
夫のブラッド・ピットさんとの相性をシナストリーチャートで見てみると、自分と違う部分に互いに強く惹かれた二人で、どちらかというとブラッドさんがアンジーさんを受け止め包み込む愛の形であったのかもしれません。
しかし、変化や理想を追う情熱を人生に求める気性の激しいアンジーさんに対して、山羊座にパーソナル天体が多いブラッドさんは彼女に賛同はしても、人生の全てを彼女に合わせることはできなかったでしょうし、二人の違いが溝に変わり年月とともに大きくなっていったのかもしれません。
ブラッドさんの山羊座の天体とアンジーさんの土星がオポジションなので、アンジーへの愛と苦悩もうかがえます。
またアンジーさんとブラッドさんの場合、本質的な部分よりも互いの金星と火星の刺激的な繋がりが強いため、二人の違いを埋めるには男女のロマンスの要素が必須だったように感じます。
アンジーさんの金星、水星と天王星の関係からも結婚という形式にこだわらず、自由で自立した関係のほうが自然でいられるタイプなので結婚する前のほうがブラッドさんとの関係が良好で長続きしていたのもわかるような気がします。
つい先日、ロバート・レッドフォード&バーブラ・ストライザンド主演の1973年の映画「追憶」を観たのですが、映画の中の二人の関係とブラッド&アンジー夫妻がどことなく重なってみえるストーリーでした。
初期の頃のブラッド・ピット氏はロバート・レッドフォードの再来と言われていたぐらい雰囲気が似ているのでなおさらそう感じたのかも。。
「Mr.&Mrs. スミス」も面白かったですが「追憶」もいい映画なので機会があれば是非^^