夏川真奈です。
9月22日午後10時31分太陽が天秤座に移動して秋分を迎えます。
秋分の日は昼と夜の長さが同じとされていますが、実際は昼の時間の方がほんの少し長くなります。
占星術では秋分は太陽が天秤座に入る最初にあたるのですが、昼夜の長さが等分であるという意味をハカリの天秤として表しています。秋分を過ぎてから冬至にかけて夜の長さが少しずつ長くなっていきます。
秋分になった瞬間のトランジット図を秋分図といい、次の冬至までの約三か月間の国家の運命や社会の流れなどを占います。
日本では秋分の日は「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」として国民の祝日に定められ、仏教では秋の彼岸の中日にあたります。
太陽が真西に沈む春分の日と秋分の日は、西にあるとされる彼岸とこの世が最も通じやすい日と考えられ、故人を偲びお墓参りをするようになりました。お彼岸にお墓参りをする風習は日本独特のものです。
遠方でお墓参りに行けない人もいるかもしれませんが、どこにいても故人を想うだけで気持ちは届くそうなので、秋分の日には故人と心で交流するひと時を(o^^o)