夏川真奈です。
4月10日から逆行していたトランジットの水星が5月4日午前1時26分、牡羊座24度16分で留(ステーション)になり順行に戻ります。
逆行の間に遅れたり混乱していたことは5月中旬にかけて徐々に収束していくでしょう。
留とその直後は物事が不安定になるので、特に新しいことは順行に戻ってしばらく経ってから開始することをおすすめします。
今回の水星の逆行の影響を感じさせる出来事を振り返ってみると、
・逆行の影響が強く出はじめる4月15日、一部のJCBカードが利用できない問題が発生した。JCBは、日本カードネットワークが運営するカードネットセンターでのネットワーク障害が原因と説明し、謝罪文をウエブサイトに掲載した。障害の原因、影響などは引き続き調査中。
・前線を伴い急速に発達した低気圧の影響で、日本列島4月は17日夜から18日午前にかけて、広い範囲で「春の嵐」が吹き荒れた。首都圏ではJR京葉線で運休、遅れが相次ぎ、約4万6000人に影響した。空の便では午前11時現在、日本航空と全日空で国内線計41便が欠航した。
・・などシステム障害や交通の混乱など水星の逆行の影響を感させるニュースを目にしました。
私個人的には、期間中に電車で出かける機会が何度かあったのですが、ほぼ毎回、事故や急な点検などで電車の到着が遅れていましたね。夜遅めの時間に乗り継ぎ途中で路線が前面ストップし、そこにあった全ての券売機まで販売中止で止められていたときはどうしようかと困りましたが..。
そんな中で最も印象的だったのが、宅配便最大手のヤマト運輸が大幅な構造改革に乗り出したことでしょうか。同社はかねてから大幅な荷物増加と、ドライバー不足による労働環境の悪化が問題になっていましたが、今後の企業価値向上に向けた持続的成長と収益力強化を目指して「デリバリー事業の構造改革」の概要を4月28日に公表しました。これまでの社内構造の問題点の改善が行われたのが運輸も司る水星の逆行期間中だったあたりに発展的な作用を感じました。