夏川真奈です。
去年2016年12月19日から逆行していたトランジットの水星が1月8日午後6時43分、射手座28度51分で留(ステーション)になりここから順行に戻ります。
逆行の間に遅れたり混乱していたことは今月末にかけて徐々に収束していくでしょう。
留とその直後は物事が不安定になるので、特に新しいことは順行に戻ってしばらく経ってからスタートさせることをおすすめします。
今回の水星の逆行の影響を感じさせる出来事を振り返ってみると、
・12月22日午後4時20分ごろ、神奈川県平塚市横内で「建物が燃えている」と119番があった。現場は東海道新幹線の沿線で、東京―新大阪の上下線で運転を見合わせた。
・北海道では22日から50年ぶりの大雪に見舞われ、JR北海道は24日、除雪のため午前中の札幌駅発着の列車を全面運休し、同駅構内は観光客らでごった返した。また千歳空港では6000人が足止めされ、23日と24日の二日間は観光客らが空港内での宿泊を強いられるなど混乱が続いた。
・宅配大手の佐川急便が年末の荷物量増加で22日正午現在で7都府県22市区で配達に遅れが出た。想定以上の荷物集中や人員不足が原因とみられ、過去にこうした遅れはなかったという。
その他、代引き商品を届けに来た際、伝票が書き換えられ代金を多く支払うことになったと利用客のツイッターから大騒ぎになったり、佐川急便の制服を着た男がマンションの敷地で荷物を地面に何度も蹴飛ばし叩きつけ、台車まで投げるという動画がユーチューブにアップされるなど同社では不祥事が続いた。
・「ドミノ・ピザ」がクリスマス・イブの24日に、配達や店頭での受け渡しに遅れが相次いだとして、公式サイトにおわび文を掲載した。
・・など、逆行の影響が強くなる12月22日以降に特に交通機関、物流関係で混乱したニュースが目立っていました。
今回の逆行が企業の経営理念や雇用システムを見直すきっかけになるのかもしれません。
水星が順行に戻ってから木星が逆行開始する2月6日までの約一か月の間、占星術で使う主要10天体は逆行する天体が無く全て順行になります。年が改まって何か始めようと考えている人は、物事がスムーズに運びやすくなるこの全順行の期間にスタートさせると良いですね^^