007

夏川真奈です。
映画007の最新作「スペクター」を観てきました。
007の映画は初めて観たのですが、主人公ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグと彼を助けるハイテク&メカニックに強いコードネーム「Q」役のベン・ウィショーの静かで硬派な演技が特に印象的でした。

Qが何となく「下町ロケット」での安田顕さんと雰囲気が似てるなぁと思いましたが^^
映画は007の見せ場カーチェイスのシーンやスタントもとても迫力があって、観てて思わず息を止めたり身体に力が入ってしまい笑
映画に出てくる爆破シーンは映画史上最大の爆破シーンということでギネス記録になったそうです。
知らずに観ていたらてっきりCGだと思っていたかも苦笑 今の技術だったらCGでも十分再現できるところをあえて実写で撮影するところが逆に贅沢でさすが大ヒットシリーズの映画です。
この007シリーズの映画はもともとは小説家イアン・フレミングが書いたスパイ小説が原作です。
16世紀に実在していた科学・数学者・占星術師で錬金術の研究家でもあったジョン・ディーの評伝をフレミングが読んでいたときにディーが自分のサインがわりに使っていたのが「007」だったことを知り、そこからネーミングの着想を得たそうです。
そのジョン・ディーですが、当時英国のエリザベス一世のお抱え占星術師でもありました。
007の最初の0は女王の目、次の0はジョン・ディーの目、
そして最後の7は数秘で錬金術を意味する数字である7を並べたものだと言われています(諸説あります)
ここからもうかがえるように全盛期は女王からの信頼は厚く、
女王になる戴冠式の式典の日取りもディーに依頼して占星術を元に決められました。
エリザベス一世の政治的な手腕も凄かったのですが、それに加えて機運を掴む「勝ちぐせ」のようなものを付けたいという思いから、占星術を使って女王になるのに良い日を選定しようとしたのかもしれません。
その効果があってかどうかはわかりませんがエリザベス一世の統治期間の大英帝国は外交的地位を高めていきました。
以前ディーが選んだ戴冠式の日のチャートをみたことがありますが、とても上手くできていてネットもパソコンソフトもなかった時代にこんなチャートを考えつく人もいたもんだなと。。
ディーをはじめ先人たちの腕に1ミリでも近づけるように頑張って精進せねば;^^

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