夏川真奈です。
10月5日午前2時1分、水星が蠍座2度18分あたりで留(ステーション)になり、ここから10月26日まで逆行になります。
中でも10月8日から10月23日の間が特に水星の逆行の影響を強く受ける期間です。
水星は主に知性、伝達、変化、移動などを司る天体と言われています。
その水星の逆行中は、交通機関のダイヤの乱れや電気機器の制御トラブル、コンピュータのシステム障害、郵便・連絡の遅延、錯誤による書類のやりなおし、重要書類・電子データの紛失などが起こりやすいといわれていますので入念な確認や重要データのバックアップを予め取っておくなどの事前対策をお奨めします。
余談ですが、前回の水星の逆行は6月7日から7月1日でした。
その期間中にフェイスブックやスカパー!でシステム障害が起こっています。また、6月5日に何便も遅延・欠航させる事態を招いた日本航空のシステム障害について、想定外の大量データ滞留が原因と分析し、相次ぐ整備ミスについては、全体に共通する背景として、整備業務は高度にシステム化されており、ひとつひとつの業務はしっかり行われているが業務間を繋げていく人間同士相互のコミュニケーション不足がミスに繋がったと日航経営陣が逆行中に述べていたのがとても象徴的に感じました。