夏川真奈です。
3月20日午後12時50分、トランジットの太陽が牡羊座0度に移動し、春分を迎えます。
春分の日は昼の長さと夜の長さとがほぼ等しくなるとされていますが、実際は昼のほうが若干長いです。
このところ寒暖差が激しい日が続いて雪が降ったところもありましたが、春分の日を境に徐々に温かさが増していきます。
日本では春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ための国民の祝日に定められています。仏教の世界では極楽浄土とこの世が最も近づく日とされ、宗派問わずお墓参りをする風習があります。
占星術の世界でも春分は重要で、いわば「元旦」に当たります。太陽が春分点を通過した瞬間のトランジット図を春分図といい、次の春分までの1年間の国家の運命や社会の傾向を占います。
次の春分まで、国民の意識は保守的なムードが強まり、外交問題と流行病、公衆衛生などが主な関心事に。外交問題は、諸外国と冷静に渡り合う合理的なバランス感覚がさらに必要になるでしょう。コロナウイルスの影響は長引きそうで、雇用問題の深刻化も。また、東京オリンピックは延期になる可能性もみえますが(2年後かも)。
ファッションは自然な女性美を表現したファッションが流行し、ピンクや緑、パステルカラーが好まれそうです。