夏川真奈です。
3月20日午後7時29分、太陽が魚座から牡羊座に移動し、春分を迎えます。
春分の日は昼と夜の長さが同じになる日(実際はほんの少しだけ昼の方が長い)。日本では自然をたたえ、生きとし生けるもの全てを慈しむ日として法律で国民の祝日に定められています。またこの日は仏教の世界では春のお彼岸の中日にあたります。
占星術の世界では春分は新しい1年のサイクルの始まりです。太陽が牡羊座0度0分に入った瞬間のトランジットチャートを春分図といい、春分図を使って来年の春分までの1年間もしくは夏至までの3か月間を占います。
この日の春分図の牡羊座には、太陽、金星、水星、天王星が集まっています。天王星は天秤座の木星、山羊座の冥王星の運動サインでのTスクエア、カーディナルクライマックスを形成し木星と天王星のオポジションを射手座の月&土星のコンジャンクションが調停しています。
次の春分まで、先行きが不確実で混沌とした中でパラダイムシフトの波は広がり進んでいきそうですが、この不安定な時こそ自他への良心や理性的な振る舞いが大切になるでしょう。この1年は主に労働に関することがテーマ。雇用労働システムに変化が起こり待遇が改善されていくかもしれません。外交問題においては協力国と対立国との間で武力衝突の暗示も。経済は不安定感。ファッションはコンサバティブでフェミニンな装い、色はパステルピンクなどのパステルカラー、紫が流行しそうです。