6/12 トランジット水星順行＆海王星の逆行

夏川真奈です。
５月１９日から逆行していたトランジットの水星が、６月１２日午前７時３３分、双子座４度３４分で留（ステーション）になり、ここから順行に戻ります。

水星が逆行している間に遅れていたり混乱していたことは、この日から６月末ごろにかけて徐々に収束に向かっていくでしょう。
今回の水星の逆行中に起こった主な出来事をざっと調べてみました。

・５月２１日、同日試合後に開催される花火大会に間に合わせるためにプロ野球の試合開始時間を２時間早目に繰り上げたにもかかわらず、予想外の延長戦で試合時間が大幅が伸びてしまい、結局花火大会が中止に。
・５月２３日午前、離陸後日本航空機でドアロック異常を警告灯が示したため空港に引き返した。
・同日午後、日本航空機が機内の気圧調整装置が異常を示したため空港に引き返し、
別の機体に変更して数時間遅れで再運行した。
・６月１日、外部のウイルスメール開封を引き金とした不正アクセスにより約１２５万件の個人情報の漏えいしたことを日本年金機構が発表。
基本的な情報管理徹底の甘さが原因とされている。（逆行開始５月１９日に警察に相談、
影響の強い期間の２８日に１２５万件の漏えいを確認、６月１日公表）
・６月３日午後、那覇空港で滑走路上空を航空自衛隊のヘリコプターが横ぎったため
全日空機は離陸を中止した。管制の無線交信コールサインは自衛隊は別のものが使われている。
・さらにその直後、別の航空会社の機体が離陸中止した全日空機と同じ滑走路内のわずか４～５00メートル離れた場所に着陸。あわや衝突の危険もあった。
管制官は着陸のやり直しを無線指示したと話し、一方パイロットは管制官の指示を受信したのは着陸後であると聞き取り調査で証言し双方の意見が食い違った。
この日の大きな複数のミスが重なったトラブルは大事故につながる恐れのある重大インシデントとして運輸安全委員会は調査員を派遣して事故原因を調査中。

・・といった水星の逆行的な
遅延、電子機器のトラブル、コミュニケーション不全などが原因と思われるような
トラブルがありました。
新月図でも暗示はみられましたがやはり今回も航空関係のトラブルが目立ったような気がします。
命にかかわる大きな事故にならなくてよかったですね。
なお、順行に戻った直後は物事が落ち着かないため、新しく何かを始めるときはしばらく時間をおいてから行動することをおすすめします。

そして
水星が順行に戻ったすぐあとにトランジットの海王星が１２日午後６時５分、魚座９度４９分で留（ステーション）になりここから１１月１９日まで逆行に入ります。
海王星は主に夢幻や芸術、インスピレーションや慈愛を司る天体です。
海王星が逆行になると本来の作用が弱まり、夢やイメージを現実の世界に引き出すよう促します。
方向性を見失い迷走してしまっていたり、被害妄想的で自己憐憫に浸るばかりで現実逃避している自分の姿に気づき、より現実的な思考に目覚め実際に行動する状況に導かれる人もいるかもしれません。
また自他の境界線を曖昧にする本来の海王星の作用も弱まるので、自分にとって悪影響を与える人や弱みに付け込んで利用しようと近づいてくる人とわかっていながらずるずる付き合いを続けている人にとっては毅然と距離を置くことのできるひとつのチャンスとなりそうです。
芸術や文学などイメージを表現する場においては閃いたインスピレーションを作品として
よりスムーズに具現化できるようになり、創作活動がより活発に行われることでしょう。
今日はめっちゃ長くなってしまいましたが、もう少し。。
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